楽~ラント記事掲載（日刊工業新聞）
プロの「要望」改良機会に
岩本工業（石川県白山市）は、自社商品で市場に打って出る。切削液を希釈して複数の工作機械へ自動供給する装置「クーラントサーバー楽～ラント」の拡販を本格化。原液を計量して希釈し濃度を確認後に工作機械まで運搬、供給する一連のクーラント作業を自動化する装置だ。
もともと同社は部品加工を手掛け、その改善活動で開発した。つまり「プロが作ってプロが使う」（岩本博之会長）。現場を知った者同士、顧客からのクレームは、「改良のチャンス」になると話す。
20年4月には同商品の業務を担当する自身直轄の「商品企画部」を立ち上げた。まずは月産10台という目標の達成を目指している。
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