27年前にTOKYOタイムズを発信して166号。創業者『時夫』に敬意を表し英語発音がトキオに近く、情報発信地“東京”に模して社内報の名にしました。創刊社内報のメインワードは“コミュニケーション”。一人一人がアピールし合えるような職場にする為にも必要不可欠で、一枚岩になれば企業力が向上します。No.5では4月から6名の新入社員を迎え、平均年齢が36才から34才と若返ります。No.27“黒船来襲”1853年ペリー来航から3年余りで伊予宇和島・鍋島・薩摩藩が独自に13メートル余りの蒸気船を建造し、それを見たオランダ人は“発明”は生まれるべき社会背景で存在するが、周辺技術を持たない日本人が蘭語の書物だけで蒸気船を作り上げた事は発明より偉大だと感嘆します。No.68(2005年) “しなやかさ”昔の職人さんのキサゲ仕上げ・汎用機械を操作する姿勢は無駄のない動きで憧れたものです。経営者も好不況の荒波を柳のように受け流し企業を存続させています。コンピューター時代だからこそクラフトマン(職人・技術者)との共存で地球に優しい環境を築き上げたいものです。 No.90 “奇跡のリンゴ”青森県の果実農家木村さんは、たとえ有機であっても肥料は毒だと言います。毒が抜けるまでは麻薬中毒患者の禁断症状の様に実らなくなる。本来リンゴは落葉広葉樹で葉を散らすものです。しかし一般の畑のリンゴは冬に雪がどっと積もる迄葉を散らせません。木村さんはリンゴが農薬や肥料で呆けていると考え、秋口にリンゴの木の周りの草を刈って冬を知らせてみたのです。すると森の木と同じように葉を散らし、実に栄養が行き渡って美味しくなったのです。今ではたわわに実るリンゴの木ですが、驚く事に人目を気にして(住宅地に隣接した所だと、木に話し掛けると不審に思われるから)リンゴの木が全部枯れてしまった事もありました。植物にも心有り!N0.105(2011年)“デジャブ”既視感 旅行で依然来たことが有るような・・??初対面なのに会ったことが有るような・・。出会いも別れも然り、感じる方には身の回りに不思議な事が多い、と思うと共にそこには当然、喜びや悲しみも有ります。 No.107“数字のマジック” ‛91年日本のバブル崩壊から始まりサブプライムローン・リーマンショック・ギリシャ(経済規模は神奈川県と同じ)問題・・・等々、実体のない投機で世界の経済が右往左往している様は、マスメディアの発信せざるを得ない商業主義上の事として静観すれば宜しいのではと思います。諸外国からは政治・経済が無策と罵られましたが、他国のインフレや失業率は目を覆うばかりです。見方を変えて50数年前(1960年初頭)のアメリカ経済の豊かさを表す数値では平均年収2万ドル、日本は50万円。円レート360円換算すると約1000万円・・その差は20倍です。揶揄された日本製(トヨタ製パブリカ)1000ドルカーに象徴されるようにアメリカの豊かさは世界で群を抜き、それ以前の西欧諸国は植民地政策からの搾取で栄華を誇りましたが『アリとキリギリス』の寓話が現実となっています。 No.117 “アナログ&伝統産業の行く末は・・” 燃焼エンジンが電気駆動に置き換われば産業革命のような激震が製造業界に起きます。モーターを微細制御
出来れば、パワーを生む油圧機器や歯車機構が不要となり、その分野の鉄工所で製作する精密部品が激減します。又、急速に普及している3DプリンターとAIがドッキングすれば一個の部品もコストをクリアし、ロボットに至っては災害(放射能や火災)現場どころか医療(手術や介護)やサービス(デパート受付・案内誘導)現場にまでも。スマートフォンは小型化へと進化し、腕時計型からウェアラブル(身に付ける)機器として・・現実にカメラやカーナビ・百科事典などが不要になっています。No.134 “個性と、生きる権利”乙武洋匡氏は障碍者としての
生活体験をつづった『五体不満足』では、彼の屈託のない素敵な笑顔と個性で「障害は不便ですが、しかし不幸ではありません」と言い切っています。小学校からは入学を拒否されながらも御両親の強い愛情でそのハードルを乗り越え、同級生・教師も大変戸惑ったと思いますが健常者と過ごせた事が転機となり、当初の不自然さから「いたわり」や「なかま」の意識を高め教科書では学べない社会性を身に付けたのではないでしょうか。 No.150 “人生 二毛作・・”50年以上前には「定年後の人生」とはワンパターン「悠々自適」のように描かれていましたが、
現代では健康な老人が多くなると共に、寧ろ今の若者より溌溂とした方々が多いように見受けられます。人生経験を重ねると「壁」への対処が上手くなります。誰しもが現在よりも「一歩」前進を願い努力しますが、若ければ若いほどその壁の大きさの程度が解らず悩みます。超えられるレベルなのか否なのか・・。重要なのは下を向かずに、向き合う事です。逃げてしまえば周りの景色が見えず折角の経験が無駄になります。前を見て遠回りするのは、挫折ではなく豊かな経験値になります。N0.156 “コロナでポロリ 本性が・・” .世界中が騒ぐのは「得体の知れないものに対する不安」からで、毎年季節性のインフルエンザで50万人前後が死亡している事には予防や治療薬があるから無頓着。歴史的に振り返ると、何らかの「社会的・技術的・経済的な革命」の度に人類は感染症に襲われています。中世ヨーロッパ(14世紀)でのペスト大流行も背景には「農業革命」製鉄が盛んになり農具や水車(灌漑)が普及。都市化が進み排出されたゴミにネズミの餌や糞の不衛生さでペストが流行。大航海時代に入るとコレラ・マラリアが世界中に蔓延しました。正にコロナ騒動は「戦争」、都市封鎖や緊急事態宣言です。ところが自由を履き違えてマスク拒否やワクチン拒否そして会社の休業補償・・・イソップ物語 『アリとキリギリス』

社内報発行の主旨は『製造業の魅力』と『日本は自由で可能性を具現化できる国』
だからこそ自己アピール力を持って行動!!

PS:見出しに興味を持って頂き、メールでご要望が有ればホームページ上にアップ致します。