山が美しい!・・・お握りが美味しい!野花が咲き誇っていて美しい。友達とお話ししていて楽しい。犬・猫が愛らしい。雪が深々と降り積もっていて荘厳。太陽が燦燦と輝いていて嬉しい。細やかな事に気付いて心が温まる。 『気づき』 が多い人ほど心が豊かなのではないでしょうか??半面、感受性が強いと心が優しすぎて傷つきやすい?『心』 を強くする方法は有るのでしょうか。
『経験』を多く重ねる事がベストとは言わないでもベターだと思います。多くの方々と出会い、お話すれば『経験値』が高まりますし、その過程で好き嫌いや・面白い・つまらない・不愉快・楽しい・嬉しい・悲しい…などなどシチュエーションの対処の仕方が身に付きます。・・・それでも足りませんから社会参加(学校・就業・地域)・読書&映画鑑賞(疑似体験)・旅行などで目や耳・鼻(匂い)‣口(会話)の感覚が強化されます。自然と『心』が鍛えられる、と思います。
世の中には運気上昇・財産倍増・健康グッズ・ハウツーもの・或いは発売以来何万個も売れています(消費意欲をそそる)・・・過剰に情報は氾濫していて選択に戸惑いますし、SNSではフェイク(嘘や中傷)が罷り通り、それらから正しい判断を行うには経験値に頼るしか有りません。オレオレ詐欺などは典型的です。55年前に田舎出の学生時代には世田谷アパート近くの路上で呼び止められ、ライトバンからジャケットを取り出しお買い得ですよ、売れ残りだから安くしておきますから・・・と(学生だから不要にも関わらず)2000円で強引に買わされ、帰って紙袋を開けると端切れと片袖だけ、と言う事を経験しました。致命的な失敗は困りますが、苦笑い程度であれば何事も経験だと、かと言って猜疑心の塊になれば人生味気なくなります。
人生の味付けは九割方自分の努力で可能ですが、世の中には「不条理」と言う過酷な不測事態も生じます。立ち直れないような逆境に晒された場合の解決策は簡単には見出せませんが、時が過ぎ去ると共に先ずは周りの方々の思いに(素直に)縋ることで少しは傷が癒されるのではないでしょうか。
良い加減 良い塩梅 塩・山葵・生姜・唐辛子・柚コショウ・砂糖・酢を使って調理(人生)する責任は自分自身の経験(努力)から築き上げられるものです。砂糖(金持ちで価値が解らず)ばかりを使うと糖尿病になり高血圧や失明(人生の指針を見失う)に繫がり兼ねません。勉学は将来の選択肢を広げるツールであり、得手不得手は有りますが何かの好きな事「得手」を見つける事が重要。見つける術はやはり多くの人からの交流で培った中からヒントを得たり、読書などで視野を広げる事です。感性が豊かであれば些細な事からでも答えを見出せます。その感性の基礎は、多くの人を尊敬する謙虚さや多くの友人を作ることです。相手を認める、ということが端緒になります。それから人との比較をしない。お金が無いから貧乏、お金が無いから友達が持っている物を買えない・・・。・・・無ければ稼ぐ術を考え、結果手にすれば物を大切にします。美味しい料理を食べられないどころかひもじい思いを経験し、それを克服すれば大きな財産だと気付けます。60数年前の若者の95%以上は否応なくひもじさ経験せざるを得ず、その時代の方々の以降の逞しさが有るのは無意識の上に築かれた『経験』の賜物です。
塩や唐辛子を味わうほど人生は滋味に溢れます。