レポート

←戻る

■教育訓練レポート

2015年1月13日(金)
第一係 北川

なぜなぜ分析で「品質確保とクレーム撲滅の達人」になろう!

石川県鉄工機電協会主催の教育訓練、なぜなぜ分析で「品質確保とクレーム撲滅の達人」になろう!に参加しての研修報告を致します。

最初は「QCの考え方・見方・進め方」の講義でした。

私もQCについて学びましたが、品質管理の必要性や品質のつくり込み、PDCA更にS(Standard)DCAサイクルの回し方などがとても解り易く、その中でも頭に残っているのが「品質は商品の価値だけではない」というもので、QCDの質はもちろん営業の質、サービスの質、更にそれを生み出す職場の質(安全、モラル、環境)、会社全体の質は一人ひとりの質、それらが品質管理の対象だということです。

次の「なぜなぜ分析」の講義では、品質不良やトラブルなどの問題の対処法として「なぜなぜ分析」を用い経験や勘、思いつきではなく論理的に「なぜ」を繰り返し、真の原因を探し出し有効な再発防止を導くというものでした。この分析には2つのアプローチがあり、あるべき姿からのものと原理・原則からのものがあり、どちらも現状・現物・現実を正しく見ることから始まり最終的には同じ結論に至るというものでした。

その後、実践的な使用例として品物の積降中の落下破損対策に対しなぜなぜ分析を行い、真の原因及びその対策を導くというものでした。対策としては、専用吊り具を製作するということでしたが、そこに至る過程が重要で「なぜ起こるのか?」論理的に繰り返し、真の要因からの根本的改善を見つけます。この事例を通して、次にグループ討議による問題分析の実践を行いました。

グループ討議では、課題を「焼肉チェーン恵比寿食中毒」「関越自動車道高速バス居眠り運転事故」「韓国フェリー沈没事故」から選び真の要因を見つけ再発防止をどのようにしたらいいのかを討議し発表を行いました。各グループの発表はなぜなぜを上手く繰り返しており、なるほどと思える防止策が出ていたのですが、過去の事柄なので情報が曖昧になってしまっていたところもありました。

この講義を通して、問題解決には-現状・現物・現実がやはり無くてはならないもので、そこからの解析も論理的に行わないと偏りが生じ真の原因が見えなくなってしまうのを実感しました。これからの問題解決に活用できるよう、常に「なぜ」を論理的に見ていければと思いました。